虫歯や歯周病になりやすい。
虫歯を予防してくれる役目を果たす唾液の自然な流れが悪くなることと、
歯磨きの際、歯並びの悪さから、どんなに頑張っても完全に歯磨きができないのも大きな原因です。
歯の磨きにくい部分に歯垢(しこう)や歯石が沈着し、
そこに存在する細菌によって歯周病が引き起こされる原因になります。
発音障害を起こす
歯と歯の隙間が大きい、あるいは歯が内側に倒れている場合など、
正しい舌の動きができないため、発音がおかしくなることがあります。
代表的なもので言うと
前歯が開いているときなどは有名ですね。
舌の動きが悪い舌強直症の場合にも発音が悪くなります。
主に、サ行やタ行が発音しづらくなります。
よくかめない(咀嚼障害)
前歯や奥歯でちゃんと食べ物を噛むことができないので咀嚼に障害をおこします。
入れ歯が合わない人と一緒で丸飲みになることも多く、胃腸も悪くします。
口臭の原因になる
唾液には本来、口の中をキレイにする自浄作用があります。
ところが、噛み合わせが悪くて、よく食べ物を噛むことができないと
唾液の分泌量が少なくなり、口の中を十分に殺菌できなくなってしまいます。
そして、口の中に汚れが溜まり、歯の病気にかかりやすい状態なったり、
当然ですが口臭の原因にもなります。