歯並びが悪くならないように予防法
歯並びの悪くなる原因は、大きく遺伝的な要因と後天的な要因に分けられます。
遺伝的な要因は予防できませんが、
悪い歯並びは多くの原因が相互に影響しあい成長の中で現れますので、後天的な要因を少しでも減らしていきましょう。
食べ方
やわらかいものに偏ることなく、
固いものもバランス良く食べるような食生活を心掛けると、
アゴを十分に発達させ、歯の大きさとのバランスを整え、歯並びが悪くなるのを防ぎます。
癖
唾を飲む時に舌を突き出したり、指や爪を噛んだりする癖をやめることで、前歯がかみ合わなくなることを防ぎます。
特に子どもの指しゃぶりなどは心理的な面などもあるので、完全に否定は出来ないのですが、歯並びの点からはやめさせるべきでしょう。
乳歯の虫歯
乳歯の時期に虫歯などで、自然に永久歯と生え代わる以前に乳歯を抜いた場合は、
その後適切な処置(スペースを隣の歯などが埋めない)を受けることが大切です。
鼻呼吸
口呼吸を続けていると口の中が乾燥して、
病原菌に対する抵抗力が弱まるだけでなく、顔面の発育・成長にも悪影響を及ぼします。
また、口呼吸していると舌が口蓋につきません。
上顎が狭くなろうとし歯が内側に動いてくることで
下顎もそれに対応する動きが出てきてしまうのです。