歯を折ったりケガをしやすい
前歯が出ていたり凹凸の歯並びの場合に転んだり
口元にボールがぶつかったりすると、歯が折れたり唇がケガをしやすくなります。
八重歯の人が同じ場所に口内炎が出来やすいのは有名ですね。
心理的コンプレックス(劣等感)の原因となる
歯並びが悪かったり、受け口というのは、かなりのコンプレックスになります。
(もちろん、気にしない人もいますが・・・)
笑顔を見せることが出来なくなってしまうのです。
笑顔に自信がもてないだけではなく、
自分自身にも、自信がもてないようになってしまうこともあります。
思いっきり笑いたいときでさえ、
気になって口を手で押さえてしゃべったりするようになってしまいます。
他人に対する印象が不利となる
欧米では、歯並びや噛み合わせの良さは自己管理能力の一つと考えられています。
最近では教育をしっかり行っていない、という評価を受けることさえもあります。
また歯並びが整っていないと、
その家の教育レベルが低いというマイナスイメージで見られる傾向があり、
歯並びのよさが当たり前の教養の証しとされています。
海外の人と接する機会が多くなった現在では
歯並びが悪いことによる人間関係の弊害も問われる時代になってきました。
全身への影響
噛み合わせは肩こりや腰痛、姿勢などとも深くかかわっています。
歯並びが良くないということは上手く噛み合わせができていないということです。
これによりあごにも悪い影響があり、バランスよく噛むことができなくなります。じつはこの点は、脳の発達にも関係するポイントです。
良く噛んで食事をする子供は、記憶力や計算能力、考えて問題を解決する能力、コミュニケーション能力などが発達するようです。
身体の健康に加えて、頭の健康も考えるなら、やはり良い歯並びになるように処置してあげることは有益であると言えるでしょう。