舌側矯正(裏側矯正)とは
舌側矯正(裏側矯正)とは、舌側(歯の裏側)に矯正装置を装着する治療法です。
通常のマルチブラケット治療では、
歯の表側に矯正装置を取り付けるので見栄えがよくないという問題がありました。
舌側矯正によってそのデメリットが解消されることになりました。
費用は通常のマルチブラケットよりも高くなる傾向が多いので
矯正医に詳しく聞いてみると良いでしょう。
舌側矯正(裏側矯正)のメリット・デメリット
舌側矯正(裏側矯正)は簡単に言うと
表側の矯正歯科治療を裏側にしたものですが、いろいろな点でまったく違うものになっております。
そのためにメリット・デメリットも大きく違いますので
簡単にその点を説明していきたいと思います。
一言で言うと
あのカクカクした装置がすべて裏側にきますので舌が痛いのです。
舌は装置に触らないようにいつも後ろの方に「まいて」いないといけません。
舌が自由に動くことができないのです。
メリット
他人から見えにくい
舌の悪い癖が治りやすい
デメリット
しゃべりづらい。
食べづらい。
歯磨きがしづらい。
これらを総合すると
あまり細かいことを気にされない患者さんには問題ありません。
しかし、 繊細な患者さんには注意が必要ですので
舌側矯正(裏側矯正)を希望している患者さんは良く考えてから始める必要があります。